ARTISTS

Piotre(1988–)
ピオトルことピエール・イグフ(1988–)は、カーンに生まれ、パリでデザインを学んだフランス人アーティスト。ストリートアートと「スローアップ」に衝撃を受けて出発し、キース・ヘリング、Speedy、Andréらの具象表現の影響のもとでグラフィックの実験を重ねた。バウハウスの造形言語を部分的に取り入れながら、ディ・ロサ、JonOne、Cope2の系譜に連なる、より抽象的な色彩のアプローチへと作風を展開している。多様な支持体と数々のコラボレーションを行き来する多作な画家であり、コミック・ストリップとヒエロニムス・ボスの絵画の中間のような白黒パターンの増殖と、原色同士の対峙をめぐる抽象的な探求の双方でビジョンを深めながら、彼の世界に棲むグラフィックのキメラたちを生み出している。膨張し続ける宇宙を思わせるカンヴァスにおいても、環境と完全に一体化した創造として取り組む壁画においても、日常の境界を絶えず問い直し、鑑賞者をその体験の延長へと誘う。
WORKS
Aquacosy
キャンバスにアクリル、エアロゾールスプレー
50 × 50 cm
La fugue du chat
キャンバスにアクリル、エアロゾールスプレー
50 × 50 cm
Nature Vie Paris Nuit
紙にアクリル、スプレーペイント、パステル
50 × 40 cm
Rouge, Jaune, Bleu
シルクスクリーン、手彩色
40 × 30 cm
制作風景