常設展 PERMANENT EXHIBITION
藤田嗣治の6点の天井画を見て
生誕140周年 レオナール・フジタとフランス絵画展
DOODLE ART EXHIBITION ― 落書きからアートに ―
藤田嗣治 版画展 ― 小さな職業人とエロスの愉しみ
三原色アート展(7/1–7/31)
藤田嗣治とモダンアート展
タケダアキコ作品展
Affordable Art Fair Hong Kong 2026年5月14日(木)~17日(日)
マルク・シャガール「ダフニスとクロエ」
藤田嗣治 「面影との闘い」
ピオトル 「Au-delà du mur」
Elena Solo Exhibition -Treasure Box- 2026年3月18日(水)~23日(月)
藤田嗣治 「ノルマンディー」
ユトリロ 「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」
生誕140周年 藤田嗣治とフレンチアート展 2026年2月18日(水)~24日(火)
Art Fes 2026 2026年1月14日(水)~1月19日(月)
生誕140周年 レオナール・フジタとフレンチアート展 2025年10月29日(水)~11月3日(月)
Affordable Art Fair Hong Kong 2025年5月22日(木)~5月25日(日)
猫NEKO展 2025年2月19日(水)~2月25日(火)
Art Fes 2025 2025年1月15日(水)~1月20日(月)
モダンアート&現代アート展 2024年10月16日(水)~10月29日(火)
グラフィティアート展 2024年9月6日(金)~9月15日(日)
日台国際現代芸術展 2024年6月5日(水)~27日(木)

こちらの欄では、今後も当ギャラリーの視点から、作品解説や作家にまつわるエピソード、美術市場に関する話題などを継続してご紹介してまいります。
モーリス・ユトリロ ムーラン・ド・ラ・ギャレット 1950年 石墨、色鉛筆・紙
ユトリロが生涯繰り返した代表的なテーマ「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」。
パリのモンマルトルにあった大衆的なダンスホールです。この場所は、労働者階級が集まる社交場として栄え、印象派の画家たちもよく描いています。
ユトリロはモンマルトルで生まれ育ち、この地で芸術家として活躍し、貧困・友情・酒が混ざった青春時代を送りました。
興味深いのは、この絵が彼の晩年1950年に、パリ西郊外の住宅地ル・ヴェジネで描かれたことです。健康悪化により外出がままならなくなっていたユトリロが、ル・ヴェジネにいながら、若い頃のモンマルトルを思い出して描いているように思われます。
作品上部には、美味しいカルヴァドス酒を飲んだ思い出に、と友人へのため書きが見られます。晩年のユトリロが、自身が愛したモンマルトルを心の中から呼び戻し、友人との楽しい酒の記憶に添えて贈った一枚です。